量子宇宙論

担当:中道 晶香

アドバンスドコース


宇宙が無から生まれたり、宇宙初期に急激に宇宙が膨張するインフレーション膨張を起こしたり、 ブラックホールからも粒子が放射されるという話を科学雑誌などで目にされたことがある方も多いと思います。 これらのテーマを理解するには、量子論が必要です。


この講義では、宇宙論に必要な量子力学と場の量子論の考え方を解説しながら、 上記3つのテーマについて、「時空」をキーワードとして学んでいきます。 なお、微分方程式など、理系大学生程度の数学を使います。 量子宇宙論は非常に面白く、現在も研究が進行中のホットな分野です。 この講座を通して、量子宇宙論の楽しさを味わっていただければ幸いです。


<講義内容>

① つぶつぶ(離散的な)構造
② どれくらい初期にさかのぼると時間が止まるのか Ⅰ
③ どれくらい初期にさかのぼると時間が止まるのか Ⅱ
④ どれくらい初期にさかのぼると時間が止まるのか Ⅲ
⑤ なぜ宇宙はこんなに大きいのか Ⅰ
⑥ なぜ宇宙はこんなに大きいのか Ⅱ
⑦ なぜ宇宙はこんなに大きいのか Ⅲ
⑧ なぜ宇宙はこんなに大きいのか Ⅳ
⑨ 時空には温度がある Ⅰ
⑩ 時空には温度がある Ⅱ
⑪ 時空には温度がある Ⅲ
⑫ フリー・ディスカッション


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