月刊星ナビで連載。第12回掲載の4月号絶讃発売中!!



*今月のまとめ*


・原初軌道の軌道半径、軌道傾斜角の観測から、彗星のふるさとが
「オールトの雲」および「エッジワース・カイパーベルト」であることがわかった。

・フレッド・ホイップルによって提唱された「汚れた雪玉」仮説は、
1985年以降の彗星探査により、正しい考え方であることがわかった。

・現在ではStardust計画やDeep Impact計画のように、非常にユニークな探査
が多数行われている。これらの探査機は1度限りの探査ではなく、繰り返し
別の探査に使われることが多い


Q. 今年はいよいよ彗星探査機ロゼッタが67P/Churyumov-gerasimenko彗星に

  到達・着陸します。以下のヒントをもとに、この探査から何がわかるのか考え

  てみましょう。

・2014年8月:探査機が67P/Churyumov-gerasimenko彗星に
 接近表面を探査機が周回し、マッピングする

・2014年11月:探査機Philaeが彗星核に着陸表面形状の調査
 および掘削を行う

・2015年8月:彗星が近日点を通過予定

・2015年12月:探査計画終了




出典:ESA



小林仁美による3月号の"生"解説
配信終了しました。
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